トヨタ自動車は、北米で販売している「シエナ(Sienna)」のブレーキ系統に不具合があったとして、リコールを実施すると13日に発表しました。
この不具合による事故はまだ報告されていないようです。
【関連HP】
Toyota Announces Voluntary Recall of Certain 2011 Sienna Vehicles to Replace Stop Lamp Switch Bracket
これは、フットペダル式のパーキングブレーキとブレーキランプ用ブラケットが干渉して、ブラケットが変形する可能性があるというものです。
変形が進むと、ブレーキランプの不具合、ブレーキの効きっぱなしに進展する可能性があるようです。
干渉が生じた理由としては、設計時に想定したクリアランスが確保できなかったからでしょうか。
その原因としては、加工誤差が許容範囲を超えていた、組み立て誤差の累積を見誤っていた、といったことが挙げられると思います。
後者の場合は、設計ミスといえますが、設計時に干渉が想定されていた場合もあり、その場合は、現場にクリアランスを確保した組み立てをするように伝達しなかったことが原因となるでしょう。
自動車はクリアランスのきびしい部分が多い構造をしていますが、このブレーキ系統の干渉チェックを重点項目として取り上げていなかったのは、痛恨のミスであったと言えます。